本屋さんとおねぇさんの物語 📖✨ #小さな恋 #小説のような物 #エッセイの様な物 #変態観測

他の本も一緒に持って、レジのおねぇさんに渡した。白いシャツにGパンを履いた、スリムな若いおねぇさん。もう、それだけで、可愛いと思えるおねぇさん。顔は、普通だったと思うけど、覚えていない。
おねぇさんに、ネットで注文した本があること、レジ袋は持っていること、ネットで注文した本にだけ紙のカバーを掛けること、代金は Suica で支払うことを伝えて、ポイントカードを渡した。
おねぇさんは、バーコードを読み込み、金額を見てから、本の冊数を数えて確認した。
「表示が変わりましたら、音が鳴るまで、タッチをお願いします」
レジを操作しながら、そう告げた。
横にある端末に、Suica をタッチして正面に向き直ると、レジのおねぇさんは、厚手の封筒から本を出し、少しかがんで、その封筒をレジの下のゴミ箱に捨て、紙カバーを取り出した。
その一連の動きを、見るともなく、目で追っていて、かがんだおねぇさんの、少し空いたシャツの襟元から、お腹のあたりまでが見えてしまっていた。
スリムだと思っていたおねぇさんの、その胸のあたりに、けっこうなボリュームがあって、わくわく、どきどきしてしまった 👕✨
「生きてて良かった ✨ 」
マジで、そう思った。