小さくて、柔らかくて、こそばゆい ✨️ #小さな恋と物語 #小説では無い #恋愛
来週、テレビ音楽番組の公開録画に行くので、こぎれいにしようと、限界近くまでウェーブが出た髪を切りに行った。
カットが始まって、いきなり新しいスマートウォッチを買った話しをした。カット担当の、私より10歳ぐらい年下のオーナー先生は、すぐに話に乗ってくる。
スマートウォッチは健康とダイエットに使っていること。最近、ダイエットに失敗して体重が増えてきたこと。再挑戦のために、腹筋ローラーを買い換えたこと。新しいローラーは、腹筋以外の無駄な筋肉は鍛えないこと。先生は、海外に視察に行くので、その間の健康管理のためにスマートウォッチを買おうとしていること。等々。
カットしている間中、会話は途切れないように、お互いが努力する。
「美容室のルーティーン」
髪の仕上がりの様子を合わせ鏡で確認させられ、カットした毛を落とすためにシャンプー台へ。女の娘に担当が変わった。仰向けになって、顔にタオルを掛けられて、シャーンプー台に頭を乗せられる。
残った髪の毛を払いますといいながら、クシのようにした4本の指先で頭をなでられる。女の娘の小さくて柔らかい手でなでられるうなじ辺りは、少しこそばゆいけど、心地良かった。犬の気持ちが少し分かった。
「洗髪喫茶が、あればいいのに ✨️ 」
そしたら、毎日でも通うのに ✨️