西島秀俊の映画『ドライブマイカー』の原作本を読んで 📖 #映画 #村上春樹 #ドライブマイカー原作本

国語の不得意な私は、村上春樹の文章が分かりやすいので、原作を取り寄せて(映画賞の報道で、本屋から在庫が消えてた)、読んでみた。
一番の感想は、短編集『女のいない男たち』の文庫本を読んで、村上春樹って、もったいぶって、プライドが高くて、いいかっこシーなんだなぁ、ということ。
なんでそんなことを最初に書いたかというと、小説『ドライブマイカー』が、そんな感じで書かれていたから。国語の不得意な私が、読んだ感想では。
西島秀俊の妻役は、霧島れいか。知らない人だ。でも、あぁ、なるほどなぁと思った。自分は、読んだとき、誰を想像していただろう。映画のWEBサイトを見る前に、西島秀俊の妻のイメージを具現化しておけば良かった。
「美人で、子供ではない大人で、あまり多くは語らない女」
私のイメージでは、若い頃の霧島かれんとか、甘えない吉瀬美智子とか、奥貫薫とか。
私が原作を読んで、西島秀俊が持つ疑問は、解決できなかった。分からなかった。それを、濱口竜介監督は、どう解釈し、理解したんだろう。
そして、原作と映画、そう言う楽しみ方もあるんだなぁ、と思った。一般的によく言われる問題、「原作が先か、映画が先か」。
この場合は、
「原作でしょう!」
その経路をたどっている、私。あぁ、はやく、カウチポテトで映画を観てみたい。このモヤモヤする疑問への答えは得られるんだろうか?